先日、ホール業界のある人から言われて初めて知りました。
JISというのは「日本工業規格」と言われますが、これがいつの間にか「日本産業規格」に改正されていたのです。

この規格は法令を根拠としているため、法改正による変更ではありますが、これが風営法の実務に影響しています。

というのも、風営法関係の書式の最後のところに「備考欄」という部分があり、一番下に
「用紙の大きさは日本工業規格A4とすること。」という一文があります。

つまり、この中の「日本工業規格」は「日本産業規格」に修正する必要があるわけです。

今年、つまり令和元年7月1日から名称が改正されていますから、まだ修正されていない方は修正願います。

とは言っても、私もまだ未修正のまま警察に提出していたりしていて、きちんとやれていないのですが、
まだ警察からののツッコミを受けたことがありません。

まあ、そんなに重要ではないし、そもそも「備考欄」なんて書式に不要、と言われることもあります。

ですので、今すぐ急いで修正する必要もありませんが、いつか言われるなあ、と思いますので、ここで触れておきます。

風営法研究会
研究員　日野孝次朗