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労務コラム
2014.01.07

005.労務研究会より「今年こそは、一つずつ解決していきましょう」

多くの人たちの喝采と視線を浴びて、
颯爽と、サラブレットのように自信に溢れ、飛躍の年に必ずなるはずの馬くんです。
流石、すべてが研ぎ澄まされていて、すばらしい・・・。
はっ! 初夢か~!ド、ヒヒヒーン。

現実は、そんな甘いものではありませんよね。
持ち越した、問題はどれくらいありますか?
過重労働・ハラスメント・メンタル不全・残業未払い・人手不足などなど、
後回しにしても、何も変化しませんよね。
さ~今年こそは、一つずつ解決していきましょう。

東京・大阪・愛知・福岡でも、色々とかかわってきましたが、
課題は、人財ですね。
採用の厳しさ。
特に女性採用の難しさ。
新卒の採用の市場の変化。
そのような中で、採用した社員の定着率の低さ、
これは研究会に関係している、大きな課題です。
労務環境を整理することと、定着率を高めることは同時進行しなければ解決しません。
熱意があり、能力を持ち合わせていても、会社として提供できる環境を整備していなければ、本人の思いとは裏腹なギャップを感じて退職してしまうのですね。
時間と労力と費用の無駄です。

最低限、労働基準法に合わせた環境は必要ですね。
これを見て、「何を言っている、そんな…。」と、思った貴方。
間違いなく、これからそのことで大きな問題となる要因を持っていますよ。
事象として現れる前に、改善していくのが正しい経営判断ですからね。

突然、未払い残業の請求が来たり、労働基準監督署の査察が入ったり、
団体交渉通知が届き、さあ大変だと慌てても後の祭りです。
企業として明確に課題を把握して、改善していく行動が、
社員やパートの方々に対する信頼を構築することになります。
皆さんが考えている、企業としての組織を、どのように構築していくかが今年の課題ではないでしょうか。

一つ事象として動き出すと、これ幸いとほかの人間や、事柄も表面化していきます。
会社の残業時間の平均値や個別の労働時間の管理は出来ていますか?
公休や有給の消化率は、育児休業などの取得は?
社会保険・雇用保険など企業としての体制作りは難しいと考えてはいませんか?

これらを、実務の見地から研究会では解説して解決していくのです。
採用し、長く働いて、貢献してくれる社員が多いほど、無駄がなく人材として活用ができることになります。
その上、無知であれば、なおさら相手の思うつぼですから、理論武装も大切な防御です。

不倫している社員がいるらしい、どうしたら解雇できますか?
お客様と付き合っているかもしれない、確認の方法はありますか?
上司が、上から押さえつけるような指導をしてきます、何とかしてください。
感情的になると、暴言を吐く先輩がいます、助けてください。
バイトが、私は社員の人から、辞めろと言うような言葉を繰り返され、退職を余儀なくされました。不当行為だと聞きましたから、何とかしてください。

こんな、事例が現実的に、おきていますが、貴方はどのように対応しますか?
決して他人事ではありませんからね。

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