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労務コラム
2014.09.09

013.採用とイメージ

こんにちは、馬くんです。
9月ですが、秋らしい気配を鼻先に、少し感じる程度でしょうか?
匂い、臭い、と種別されますが、やはり食べ物のおいしそうなにおいですね。
旬の食べ物は、健康にもよいのです。
大地のエネルギーをいただくのですから。あー、おなかすいた。
そして、大きくなるお腹廻りです。悩むなー!

ところで、先日内閣改造がありましたが、雇用創出のための雇用保険関係は、潤沢に予算があるので、
更に力を入れてくると言う声が漏れ聞こえますね。
人材が欲しいと言っている企業でも、採用できる・できないが二極化しているのが現状。
どんな世情でも、結果をだせている企業もありますが、まったく結果の出せない企業もあります。
この違いは、何が原因でしょうか?
労働環境ですか?
業界のイメージですか?
給与の問題ですか?
社会貢献度ですか?
これらは、各社が発信したり、改善したりできることですね。
「業界イメージは無理だよ」と考えた方。
求職者に直に接触する、採用担当者や面接官が、そのイメージを払拭できるのですよ。
「こんな会社があったんだ」
「こんな人間的な思いのある面接官がいるんだ」
「従業員のことを考えた、労務環境になる努力しているんだ」
等々が、まさにイメージを変えるのですからね。
そして、人としての思いを伝えることが出来れば、必ず採用に繋がります。

ただこれらを、社内的にも社外的にも、伝えていくためには、企業の体質を改善していかないと、
理念をいくら唱えていたとしても、誰にも伝わらないのです。
助成金を使って、充実した採用と教育で、強い企業にするためにも、
最低限の体制作りは、不可欠ですから。

理念は、実行することであって、絵に描いた餅ではなんの意味もありません。
採用力を高めるためにも、定着力を高めるためにも、どんどん学んで、改善していきましょうね。
安心して長く働ける環境作りが、労務管理の目的ですから。
それが、ひいては企業の強味となり、力になるのは間違いありません。

採用環境は益々厳しくなっていますから、今いる従業員の方々を大切にして、
育成することで、定着率と安心感と成果を出していくほうが、
費用対効果は抜群に大きくなるでしょうから。

経営者の方に是非伝えてあげてくださいね。
強い企業として、生き残るためにはここで真剣に考えるべき時ですと。
労務研究会で、様々な事例や現状を改善するために、
法律や具体な方法を見つけていきましょう。
お待ちしております。

 

労務研究会
研究員 坂本勝章

 

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