研究会
労務研究会
TOP>労務研究会TOP>労務コラム>034.5月は気が抜けない時期です
労務コラム
2016.05.17

034.5月は気が抜けない時期です

5月は色々な疲れや、環境の変化による心の問題が出だす時です。
心弾む新緑の時期なのですが、退職者も多く出るので、
心のサポートが重要ですね。
そういえば、馬くんもパカラ・パカラと足取りも軽い感じがします。
*あくまでも個人的感想です。(笑)

新入社員や新メンバーが加わり賑やかになっている職場が多いと思いますが、
その分色々とトラブルも起きやすいので、労務管理的な側面から申しますと、
気が抜けない時期ですね。

環境が大きく変わる時が、一番ストレスを感じるので多かれ少なかれ、
大なり小なりという言葉で表されるように、
個々に感じ方が異なることが、難しい問題です。
慣れている先輩たちからすると、
「これくらいなんだと!」
「しっかりしないか!」
「5月病だね」
「そのうち慣れるよ」
このような言葉終でわらせてはいませんか?
これらは、本人へは言ってはいけない言葉ばかりですね。
キチンと話を聞いてあげることを、必ず優先してくださいね。
決して決めつけた対応はしないようにお願いします。

特に新入社員や若いスタッフとは、
大きなギャップがあることを理解しておかないと、
相手を思いやっての言葉のはずが、違う意味になってしまったり、
励ましが、プレッシャーになってしまったり、
違う問題になることもありますからね。

そんなつもりではなかったといっても通用しないのです。
最近の傾向としては、加害者は意識せずに行っている言動が、
被害者にはハラスメントや、暴言と捉えられているのです。
相手の育ってきた環境や、経験や、人間関係の幅などにより、
人間関係の有り方が全く違うのですね。

怒られたことが無いとか、バイトをしたことが無いとか、
クラブ活動も経験が無いとか、限られた狭い範囲での行動しかしないなど、
大人が考える以上に、関係性が薄いことが多いのです。

親子くらい離れている年齢だと、
特に細心の注意を払って、
表情や、声の大きさトーンや、態度などをきちんと伝わるようにしないと
とても危険ですよ。
相手にこちらの意図をくみ取れる力が無いと理解しておくことです。

携帯電話、ネットゲーム、ライン、ツイッターなど、
人と人が向きあわなくても成り立つコミュニケーションツールが、
普及していた世代ですからね。
社内での指導や教育の手法も見直しておくことや、
彼らが現実の世界で、人と関わっていけるようにしてあげるのが、
現在の新人教育ですね。

新人を怖がらず、まっとうな大人として、
また人間として関われる環境と指導で、
彼等が力を発揮できる職場や会社にしていくことが求められています。
労務間の視点から、管理者への教育も今まさに重要な時です。

 

労務研究会
研究員 坂本勝章

記事一覧へ戻る
PAGETOP