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労務コラム
2016.04.12

033.計画的に社内体制を見直しましょう

春という響きが、未来を予見してくれますね。
素晴らしい、「ハル」が皆様にも届きますように・・・。
その前に、馬くんにも来てほしいなー!

世情としては、サミットもあり、選挙もあり騒がしくなる年ですね。
マイナンバーも騒いでいる割に、行政の準備不足や危機管理の甘さが露呈した形ですね。
様子を観られるうちに、しっかり体制を整えておきましょう。

それから、キャリアアップ助成金などの計画書の提出や届出書や申請書なども、
大きく変わると助成金センターの方がおっしゃっていましたが、
まもなく詳細が出るもようです。

正しく申請して必要な所にキチンと届くようにしていかないと、
不正をして、荒稼ぎするような輩たちを排除できる体制を作らなければね。
民間企業の方が、危機感有ると思いますし、
大手より中小企業の方が、更に意識して行かないと、
どこも手を差し伸べてくれませんからね。

業界としては、自粛期間を如何に捉えていくかにより、
その後の成果が変わると思いますよ。
この期間に、計画的に社内体制を見直して、問題を改善したり学びの時間を作ったり、
足元を見直していきましょう。

人材採用もさらに厳しさを増してきています。
2017年採用を見ていますが、昨年よりも採用企業が増えているようですし、
これから先の、経営戦略として捉え、行動しておかないと人材がいなくなります。
何度も申して来ましたが、今いる従業員の方々を大切にしてくださいね。
甘やかすことではなく、育てていく環境を整備することです。

私は、採用に関しても長年実務を行ってきましたので
色々アドバイスもできますし、お困りならお声掛けください。

更に今年は、ハラスメント関係の事案も増えることが予想できますね。
劇的な価値観の違いが、良かれと考えて発言したことや、
アドバイスがパワハラであるとか、
男女間のコミュニケーションの取り方の違いが、
本人たちは友達感覚なのに、周囲からは恋愛に見えて社内恋愛禁止と注意したりすると、
またもや、プライベートにまで干渉してきたなどと、言われかねません。
難しい時代だからこそ、学び続けていかないと、何年も前のままの情報や
「自分達の頃は…」なんて言っていたりすると、
どこかの政治家や教育者のように、自分は正しいと言い張っても、
明確に根拠や、意図があったとしても、その人の人間性が現れた対応をすると、
徹底的にたたかれますからね。
「奢れるもの久しからず」

就業規則や社内規定など、この際見直しをかけて、
時代と法律と現実を測り、しっかりと改定して行きましよう。
貴方の会社は、奢っていませんか?

研究会は、その都度タイムリーな情報を提供するために、
回数を年4回にいたします。
そして、セミナー形式で現場の方や新任の方が、わかりやすいように、
参加型の事例対応などで、実務に直結するように開催します。

労務研究会のセミナーは、6月に開催しますので、
しばらくお待ちください。

 

労務研究会
研究員 坂本勝章

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