研究会
風営法研究会
風営法研究会
先日、自動車運転免許の更新の手続をしまして、その際に安全運転講習に参加しました。
「交通ルールはこうなっています」などという説明はありません。
「こういう事故がよく起こるのはなぜか?」
といった内容です。
交通事故を防ぐためによく研究された内容になっていて、さすがだと思いました。
交通事故や交通違反をした人は、当然ながらルールを知っていたはずです。
ホールにおける風営法違反処分も、ルールを知らなかったからおきた事ではなく、
もっと別の心理的要素がからんで発生したことでしょう。
ドライバーが特に注意すべきことに、「危険を予測する」「死角に注意する」「心にゆとりを持つ」
の3つがあります。
これはホール営業でも同じです。
広告規制のことばかり気にしていないで、未来を予測しながら全方位的に注意していただき、
常に余裕をもって判断していただきたいと思います。
風営法研究会でも、法律知識はそこそこにして、事例や人間関係のお話を
たくさん盛り込んでいますが、特に心理に関する説明には重点を置いています。
結局、法律を使うのは人間心理なのですから。
風営法研究会
研究員 日野孝次朗