研究会
風営法研究会
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2020年、健康増進法が改正され、多数の者が利用する施設等における喫煙の禁止等が盛り込まれました。
これによりパチンコ店でも禁煙が常識となり、あとから分煙する店が増えて今に至っています。
最近の分煙設備を見てみると
「これで分煙の効果があるの?」
と感じる分煙パネルの設置状況をよく見かけます。
見た目と実際の効果は異なるでしょうからなんとも言いにくいです。
むしろ、禁煙スペースの割合が小さくなってゆく傾向の方が気になります。
極端なケースでは禁煙エリアの遊技機がゼロ。
少しマシなケースではスマスロ1台のみ。
のようなケースもあります。
これでは禁煙した意味がないよね?
と感じる人が出てきても仕方がないと思っていたところ。
厚労省で受動喫煙対策専門委員会というのが開催され、現状の問題点がなにかしら指摘されたようです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65976.html
これを受けて、いずれ業界でも受動喫煙に関するガイドラインが検討されることになるのでしょうか。
厚労省の意図が明確になるにはまだ時間がかかりそうです。
ともあれ、分煙は営業所内の構造設備の規制と関係するので、そのあたりについての最近の状況や
注意点についてもいずれ触れようと思います。
風営法万歳!
風営法研究会
研究員 日野孝次朗