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風営法研究会スケジュール
2014.03.05

風営法研究会 過去の研究内容(第1回~6回)

こちらでダウンロードできる資料は研究会で使用したものですが、この資料を見て風営法を理解できるものではなく、担当講師の解説とセットご利用いただくことで使用の目的を達成できることになります。 ご参加の皆様が研修内容を振り返って復習されたり、社内でのコンプライアンス向上にお役立ていただくためのものです。

※7回目以降(中級編)の内容や資料は「会員ページ」よりご覧ください。

 

第一回 あなたならどう思う?4時間

  法令について興味を持っていただくとともに、自分で考えて発言したり、他人の意見を聞いたりすることの面白さを実感していただくことを目標にしました。
なごやかな雰囲気で、世間話などもまじえて気軽に意見を交換しながらグループごとに答えを模索していただきました。
間違っていてもよいですし、正しいは答えは始めから無いかもしれません。
今自分はこう思うけれど、次の瞬間には考えが変わっているかもしれない。
そういった発想が大切なのです。
法律の「意外な点」「面白い話」などを持ち帰っていただき、職場で世間話のネタにしていただくだけでコンプライアンスを向上させ、リスクを軽減する効果があります。
 ※使用した資料:パワーポイント資料

 

第二回 法令通達を自分で確認 4時間

最初に、ホール営業を規制するルールを思いつく限り書き出していただきました。
ルールとは「禁止」と「義務」のことですが、多い人なら30個以上も思いつきます。
グループで助け合ってなるべく多くの「ルール」を抽出していただいてから、ランダムに指名された人が一つずつ発表します。
発表が続くにつれ、残された「ルール」は少なくなって、徐々に「発表できるネタ」が少なくなるのでハラハラしてきます。
ネタが足り人がいれば、グループで助け合って知恵を絞っていただきます。
発表を終えたら、各人が発表したルールについて法的根拠を説明してもらいます。
「風営法の第何条のここに書いてある。」といったことを各人で確認するのですが、わからないときはやはりグループで助け合って、わかる人はアドバイスをし、わからない人はわかっていそうな人の力を借ります。
これは職場で発生している無数の課題を現実的に解決する方法と同じです。
それを法律的な課題として実践していただく訓練を行いました。
大丈夫、皆さんには楽しくドキドキしながら挑戦していただきました。
「誰にでもできる」ということを実感していただけたと思います。
 ※使用した資料:ホール営業のための風営法関係資料集(参加者に配布)

 

第三回 風俗営業ってなんだろう? 3時間

ぱちんこ屋営業は風俗営業の一種です。
風俗営業という言葉は世間でも業界内でも、とかく誤解されがちです。
風俗営業が法的にどのような位置づけなのか、事業者はどのような立場にあるのか。
こういった点の理解が不十分なままでは風営法を正しく理解し運用することはできません。
営業許可という制度がなぜ必要なのか、パチンコ屋営業の特殊性と賭博罪との関係などにも触れながら、風営法の基礎的な理解を深めるためのグループ討議を行っていただきました。
法律の知識がなくとも大丈夫です。自分が思ったり感じたことを言葉にしてみましょう。
おかしいと思ったこと、違うなと感じたことを忘れないで、その違和感を今後の課題解決のエネルギーとして生かしていただくことが法令理解のうえで重要です。
 ※使用した資料::パワーポイント資料

 

第四回 風俗営業の許可を受けるための要件 4時間

パチンコ店の規制の軸となる部分が「許可の要件」です。
どんな場合に不許可となるのか。それはなぜか。
といったことを事例ごとに法令資料集で確認したり、各人の経験や知識で予想するなどして検討していただきました。
皆さんがなんとなくイメージしていたことと、実際の法令のありようとには、意外な隔たりがあるものです。
特に、「場所の要件」については、パチンコ店の新規出店に重大なリスクがあることに驚かれたと思いますが、そのリスクにどう対処するかということは、将来研究会の重要なテーマとなるでしょう。
また、現実の法令の運用が、法令に書いてあることとは「どこか違う」こともあるし、法令の表現におけるクセや実務における考え方なども、徐々に身について来たと思います。
現実には、「法的に正しいかどうか」よりも、「人は法令をどのように運用してしまうのか」という<業界をとりまく諸現象>を的確に把握する必要があります。
答えを知らなくても、必要に応じて調べ、確認して一応の答えを作り、それを他人の意見もまじえながらより精度の高い現実的な答えへと作り変えてゆくことが、日々の法的判断において重要です。
 ※使用した資料::パワーポイント資料

 

第五回 パチンコ店の営業方法の規制(前編) 4時間

パチンコ店営業者は法令遵守のために管理者を選任し、法令で定められた業務を適正に行わせなければなりません。
また、行政庁との適切な信頼関係を築き、その指導を正確に理解して健全営業を実現しなければなりません。

しかし、実態がともなった意味のある管理者業務は行われているでしょうか。
一部の地域では、警察が立ち入りの際に管理者業務実施簿を提出させ、その内容を確認しています。

管理者業務の中でおろそかになりがちな部分は、従業者の指導計画と実際の指導です。
管理者業務は管理者の自主性に任されているので、形式にこだわる必要はありませんから、
実際に意味があり、無駄が無く負担の少ない方法で行えばよいのですが、どうしても形式や外見にばかりこだわってしまう傾向があるようです。

管理者の役割をきちんと理解して、意味のある管理者業務を継続的に行っていただくことを念頭に置いた研修を行わせていただきました。

 ※使用した資料::パワーポイント資料

 

第六回 ホール営業のいろいろなリスク 4時間

ホールの現場で日頃疑問が浮かびやすい部分を取り上げています。
特に賞品提供方法に関する部分は、どなたもある程度の知識があるものの、それが法令違反なのか、業界の自主規制なのかがよくわからないまま理解されていることが多いようです。

なんとなくわかっていたつもりのことも、根拠法令を確認してみることで初めて、誤解を発見し、合理的な判断を行うことができます。

デリケートなテーマとしては、買取関与の疑いを受けないためにどうするべきかという問題も取り上げました。
また、条例の規制については、都道府県ごとに異なる多種多様の規制があることをご理解いただきました。

 ※使用した資料::パワーポイント資料

 

お問い合わせはこちらpskr_info@psksouken.jp

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