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けんぱちコラム
2012.05.18

001「健康ぱちんこ(けんぱち)」とは

「健康ぱちんこ」は、ホールが「ぱちんこ」を通して、お客様や地域のみなさんの脳と体の健康を守っていこうという取組です。

そのためにホールは「ぱちんこのよさ」を見直してスタッフで共有し、それをお客様や地域のみなさんにもお伝えし、現状の「ぱちんこ」では不足しがちな健康サポートを展開して行きます。

同時に、子どもの置き去りを含む依存症の一次、二次予防などを行い、ぱちんこの健全化をすすめます。こうしたサービス展開は、射幸性だけのつながりではないお客様との絆づくりにつながります。

アメリカ国立衛生研究所の報告では、認知機能(頭の働き)の低下を予防するには、頭を使うこと、野菜・魚中心のバランスのいい食事をとること、運動することと並んで、レジャー(楽しさ)が有効です。また、家に引きこもらず、積極的に外出し、刺激的なレジャーを行うことが、アルツハイマー病予防や認知機能低下予防に役立つことが報告されています。さらに、人とのかかわり、コミュニケーションも認知機能低下やアルツハイマー病の予防に役立ちます。

ぱちんこは立派なレジャーです。そこそこ頭を使いますし、ホールはお客様同士、あるいはスタッフとお客様のコミュニケーションの場でもあります。ですから現状のホールだってお客様の脳の健康に貢献しています。まずはそのことをスタッフで共有しましょう。お客様にそのことを伝える工夫をしましょう。

諏訪東京理科大学 教授 篠原菊紀氏

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