研究会
けんぱち研究会
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コーネル大学のワンシンクらの研究によれば、くつろげる場所での食事はカロリー摂取量を減らしてくれるようです。
かれらはファーストフードレストランの照明や音楽を穏やかにして残す量を調べました。
すると注文に変化はないにもかかわらずカロリー摂取量が949カロリーから775カロリーに低下したそうです。
その差、約175カロリーは、70kgの体重の人なら、ジョギングを2.5km、あるいは20~30分するのに相当します。
175カロリーの差を40日続けると、7000カロリー、脂肪1kgの燃焼に相当しますから、くつろげる店を選んだ方がえらくお得なわけです。
ファーストフードレストランに限らず、落ち着いた雰囲気でゆったりと食事をとると、ゆっくり食べるので血糖値が上がりにくく、 またよく噛むので満腹ホルモンレプチンも出やすくなって食事量が減る可能性があるわけです。
BRIAN WANSINK and KOERT van ITTERSUM (2012) FAST FOOD RESTAURANT LIGHTING AND MUSIC CAN REDUCE CALORIE INTAKE AND INCREASE SATISFACTION. Psychological Reports: Volume 111, Issue , pp. 228-232.
諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授