研究会
けんぱち研究会
けんぱち研究会
二階に上がったはいいが、何をしに来たのか忘れてしまう、ということが歳をとると増えます。
これは展望的な記憶の力の低下によるものです。展望的な記憶とは「将来の行事を覚えて作業を適時実行するのに必要な記憶」です。
最近、この展望的な記憶の力の改善に、ローズマリーの香りが役立つことが報告されました。
66人を対象にした実験で、ローズマリーの香りによって展望的な記憶の力が向上したというのです。
パチンコ屋さんでローズマリーを香らせると、つい仕事の約束を忘れるといった「ど忘れ」が減るかもしれないですね。 最近ではどのパチンコ屋さんも匂いの除去に力を注いでいて快適です。そのうちダクトやパチンコ台、玉やコインに香りを仕込むサービスも出てきそうな勢いです。
青葉の香りは疲労回復に役立つ、オリーブオイルの香り成分は肝臓での糖吸収を減らして食欲をおさえる、ペパーミントとシナモンの香りは運転中の いらいら、疲労感を緩和して注意力を向上させる、ラベンダーの香りはくつろいだ気分になる、グレープフルーツの香りは脂肪分解を促進するといったデータを 利用したサービスはユーザーにとってありがたい話ですね。
諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授