研究会
けんぱち研究会
けんぱち研究会
ノルウェーの研究者による5033人の7年間の調査の結果、適度にワインを摂取していると認知機能テストの成績が良好だったそうです。 そもそも軽度から中程度の飲酒は認知機能低下予防につながることはよく報告されますが、ワインがいいという報告も多々あります。
たとえば、アメリカ中西部の4000人近くの65歳以上高齢者の調査では、ワイン・果物・野菜・豆・オリーブ油・魚を豊富に摂取する 地中海式の食事をとっていると認知機能が低下しにくいことが報告されています。
またアメリカの1万7478人の追跡調査でも地中海式の食事習慣を持つ 健康的な人たちでは、そうした食事習慣がない人たちに比べ、思考や記憶に関する問題が生じる可能性が19%低かったそうです。
野菜や魚が豊富なバランスのいい食事をとりながらワインをたしなむのがよろしいようですね。
諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授