研究会
けんぱち研究会
けんぱち研究会
自己満足的な幸福は細胞を不健康にし、公共的な幸福感は細胞を健康にするそうです。
↓の研究によれば、たとえば美味しいものを食べて得られるような幸福感と、奉仕活動を通じて大きな人の輪の一部であることを実感する幸福感とでは、 細胞が遺伝子レベルで異なる反応を示すんだそうです。
単なる自己満足を超えた広がりのある喜びはストレス関連のCTRA遺伝子発現を抑制して細胞の健康状態を良くし、一方で、単なる自己満足による閉じた 喜びはCTRA発現の亢進によって細胞を不健康にするのだとか。
高い目的意識や公共意識を持っている方が認知症になりにくいという報告もありますから、人って実に利他的な生き物なんですね。
Proc Natl Acad Sci U S A. 2013 Jul 29. [Epub ahead of print]A functional genomic perspective on human well-being. Fredrickson BL, Grewen KM, Coffey KA, Algoe SB, Firestine AM, Arevalo JM, Ma J, Cole SW.
諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授