研究会
けんぱち研究会
TOP>けんぱち研究会TOP>けんぱちコラム>055.「けんぱち」はファンサービスの究極の姿の一つ
けんぱちコラム
2015.11.17

055.「けんぱち」はファンサービスの究極の姿の一つ

NHKの認知症革命シリーズを見て、業界に対して、またそこに対してもっと強く抵抗をしなかった自分に腹が立ちました。
ここで紹介されている認知症、MCI(軽度認知障害)の予防法が、まさに私たちが5年以上前から「けんぱち」と称して
ホールで実行しようとしていたものです。

とくに活動量計の配布は準備も整っており、ホールも出す気満々でした。
さらに、その時に行おうと考えていた運動能力チェックのための歩行速度(秒速80cm=時速2.9km)チェックは、
MCI(軽度認知障害)のスクリーニングにも使えることが明らかになってきています。

しかし、総付け景品規制でアウトになってしまいました。
それはそれで仕方がないと納得してしまった自分がなさけないです。
ユーザーやファンの方々のことを考えるのであれば、総付け景品規制の例外として認めてもらえるように活動すべきでした。

余談ですが、この番組で紹介されていたMCI(軽度認知障害)の予防で、
山本さんという記者さんが参加しているプログラムには昨年パチスロトレーニングが取り入れられました。
認知症予防への遊技の組み込み、これが最前線で起こっているのです。
「けんぱち」はファンサービスの究極の姿の一つなのです。

諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授

記事一覧へ戻る
PAGETOP