研究会
けんぱち研究会
けんぱち研究会
段取りを考えながら、いくつかの作業を並行して行う料理は、認知機能が低下してくると
おっくうになってきます。
面倒でやる気がしない、コンビニ弁当やレトルトですごしがちになります。
家族が少ないとその方が効率的だったりするのでなおさらです。
しかし、料理が面倒になってきたときこそ料理をすることが脳トレーニングになります。
段取りを考え、手順を実行していくとき、ワーキングメモリがしっかり使われ、脳の司令塔、
前頭前野が活性化します。
脳はちょっと苦労なときよく活性化するので、面倒だな、と思うときにチャレンジすれば
余計にトレーニングになるのです。
できるだけ、こころをこめて料理を作りましょう。
私たちの実験で、同じ料理をするのでも、心をこめたほうが余計に脳が活性化することが
示されているからです。
諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授