研究会
けんぱち研究会
けんぱち研究会
年齢を重ねるにつれて「もの忘れ」が起こりやすくなるのは仕方がないことです。
脳も体の一部である以上、筋力が衰えるのと同じように老化していきます。
老化に伴い、脳の働きが低下することによって引き起こされる「認知症」への不安も高まっていきますが、
残念ながら認知症を根本的に治療する特効薬はまだありません。
しかし、脳を適度に刺激してあげることが、脳の活発な機能を維持する上で効果的であることが
最新の研究で明らかになっています。
脳を刺激するといっても、難解なパズルに何時間も向き合うのは大変なことです。
そこで、おすすめするのが、けん玉やお手玉といった、いわゆる「昔遊び」です。
昔ながらの遊びに懐かしさを覚える方も多いのではないでしょうか。
けん玉やお手玉は、手先の繊細な動かし方が重要になるため、適度に脳を刺激することができます。
他にも、あやとり、かるた、メンコなどの昔あそびには、脳トレとしても有用なものがたくさんあります。
どれも簡単にできるので、ぜひ遊んでみてください。
公立諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授