研究会
けんぱち研究会
けんぱち研究会
生活習慣予防のために、体脂肪やコレステロール値を気にしている人は多いでしょう。
太りすぎが体に悪いことは言うまでもありませんが、脂肪が急に足りなくなると、脳が
生命の危機と判断して、視床下部をはじめとする、さまざまな器官が疲弊していきます。
また、コレステロールが不足すると、神経細胞の働きが悪くなり、最悪の場合、ウツを
引き起こしてしまいます。
脳科学的には、スリム体型よりも、少し太めくらいのほうがよいのです。
脂肪とコレステロールは、どちらも生きていくうえで必要なものです。
あまりにやせてしまうと、脳に脂肪とコレステロールを供給しづらくなり、脳の働きが
悪くなります。
無理なダイエットや減量は控えて、過不足なく摂取するよう心がけることが大切なのです。
公立諏訪東京理科大学 篠原菊紀教授