研究会
労務研究会
TOP>労務研究会TOP>労務コラム>028.労務管理で会社を守る
労務コラム
2015.11.17

028.労務管理で会社を守る

すっかり秋ですね。
寒暖差が大きいので、風邪ひきさんがウヨウヨいます。
ゴホッと、電車でも平気で人に向かって咳をする、不埒な大人の多いこと。
後ろ蹴りしたくなる、馬くんです。ヒィン!

ところで、マイナンバーがニュースで散々騒がれていますが、
皆さん、準備は万端ですか?
対岸の火事では有りませんからね、放置していると間違いなく災難に巻き込まれますよ。
色々な事案から見えているのはひとつ。
番号を保管しようとして、漏えいしているのですよ。
管理せず、必要なときにだけ聞いて破棄すればよい事なのに、
なんだかクラウドが・・・、保管方法が・・・など、
騒いでいる意味が分からないのです。そんな無駄な費用はいりませんよ。
もっとシンプルに使って行きましょうね。
私が、シンプルで漏れがなくて、最低限のコストで済む方法を教えて差し上げます。
しかし、CMでは有りませんが、ここでは言えません。(笑)

そして、まだまだこれからの労働環境問題。
ブラック企業、ノミネート社名が発表されていますね、ご覧になりましたか?
おもろいですね。
表彰式にむけて、招待状も出しているようです。

ここで済ましてはいけないのが、ブラック企業と言われて、何も手を打たない経営者や、
従業員の命を踏みにじって、会社の正当性を訴える企業ですね。
命よりも大切なものや、仕事なんてありません。
原理原則論で、管理したり規則を作ったりすることを言っているのではなく、
人の命の上に胡坐をかいて、利益を得ることが問題なのです。
最低限の安全と安心を提供できるように、労務管理をしなければ、
定着率も下がる一方ですし、採用もできませんよ。

経営者としての価値が問われる時です。

大企業病に陥った会社は、内部からも外部からも叩かれて立ち上がれなく成ります。
アメリカからの莫大な制裁金をとニュースになり、大手の自動車メーカーから取引禁止となった某企業は、
今後どのように対応して行くのでしょうか?

ここで重要なのが、企業を守り共に歩んで行ってくれる社員の存在です。
社長に対して正せる部下がいるかどうか?
経営者が耳を傾けられるかどうか?
労務研究会は、そんな信頼のおける社員の方を、
会社を守るための理論武装できるように、継続して学べるように開催しているのです。
法律論だけではなく、時代としての傾向や、最低限は守るべき内容などを、
事例など交えながら進めています。
これから必要なことは、会社の中でも労務研究会で学んでいることを、
実践していき経営者としても安心でき、従業員にも信頼される責任者を育成すること。
法律家に頼るのではなく、法律家を使える責任者を育成しなければ、
これからの、企業を守るリスクヘッジはできませんよ。

経営者のビジョンを達成できる社員を育成すること。
育成が、経営力に直結する指導をすること。
強い企業を作る実務隊が目標ですので、ドンドンと参加を促してあげてくださいね。

 

労務研究会
研究員 坂本勝章

記事一覧へ戻る
PAGETOP