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労務コラム
2016.11.15

040.会社として一番重要な課題は何か

寒暖差が激しく、朝晩は羽織りたいけど、昼間は暑いのですね。
一番、服装に悩む時です。
そして、競馬も大きなG1と言うレースが目白押しみたいですね。
馬くんとしては、気になるところですが、実際は興味…なし!

さて、大手の企業で、若い女性の過労による自殺が取り沙汰去られていますが、
他人事では有りませんね。
サービス業は特に難しい課題ですから。
巷でも、過払いの次はこの辺りを攻めてくると、言われていますし、
タイミングとしても、しっかり考えて対策を事前にしておかないと、
命に代わるものはこの世には有りませんから。

何を大切にするか、それこそが企業としての真価が問われることになります。
会社を守ることは、従業員を守ることになりますからね。
 1.労働時間管理の方法
 2.残業時間の申請の方法
 3.シフトなど作成の方法
会社として、最低限は決めて取り掛かってください。
アナログでも構いませんので、統一した書式で本人が自ら記載して、間違いが無いように日々確認してください。
まとめて確認すると、詳細が分からずあとで苦労しますから。

法律論ではなく、わかりやすいこと、相談しやすい人物や雰囲気作り。
体調の変調が有れば、すぐに診療に行くことを推進したり、
早めの帰宅を促したり、気配りを忘れないようにしてください。

どんなに素晴らしいシステムや室があっても、
難しいとか誰も訪れないよう雰囲気の室があっても意味がありません。
お金を無理やりかけることをすぐに考えないで、先ず出来ることをやりましょう。
面倒だからと、適当にやるのは何も成果が出ませんし、時間の無駄になります。

一番重要な課題は何か?
改善方法は、最適でわかりやすく機能的か?
企業規模に合っているか?
費用対効果は適性か?
それぞれの企業様のお考えを明確にまとめて取り掛かりましょう。
そして、問題を小出しにして解決するのではなく、
問題を全部出して、課題として取り組めるようにしていくように、
全体を見据えて進めてくださいね。

経営者として、どのような企業にしたいのかを明確にして、
意志を持って改革して行きましょう。

 

労務研究会
研究員 坂本勝章

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